「シャンペトルを探す旅」レッスンしませんか
シャンペトル—フランス語で田園風景、田舎風.
自然の中から摘んできた花や穂、葉っぱや枝とふれあいながら、
自然とその息吹を感じながら、
心の中のシャンペトルを探す旅をしませんか。
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先日は、レッスン「シャンペトルを探す旅」のために
1月のテーマ花材“ネコヤナギ”を求めて
ほんとに旅してきました。
長沼ですから1時間半ほどですけどね。
先日レッスンいらした生徒さんのお宅の敷地に
ネコヤナギありますよと聞きまして
お訪ねした次第。
レッスンに参加する方もご一緒でした。
花材探しも、いつかの機会に参加する方と一緒にと
思い描いていた夢、早々に実現です。
採ったときのネコヤナギ、
蕾はまだ固かったのですが、2日後のレッスンに備え
お店を暖かくして、「ふくらめ〜ふくらめ〜」と念じると
あら不思議(じゃないけど)、あっという間に膨らんでくれました。
このレッスンは、自然の中から採ってきた花材と、
それに合わせて市場から仕入れたものをご用意しています。
今回は、
長沼の大平原からネコヤナギ
市場からは
アネモネ(ミストラルホワイトブラックセンター)
ゼンマイ
水仙(星のしずく)
スイートピー(ビオラ、ペルシャンブルー)
クリスマスローズ(マグニシェントベル)
コデマリ
ダスティーミラー(シラス)
アジサイ(アンティークペイントレディ)
ムスカリ(ブルーマジック)球根
最初に少しレクチャーをして(今回は長沼遠征話も)、
フリースタイルながら、私が花材選びで意図したこと、
どのようにテーマ花材を見せるか、
ブーケの基本ネトワイエをどこまでするかなど、
(難しそうに書いていますが、わりと平易に)説明し、
スタートです。
このレッスンは見本を作らずに
その方ひとりひとりの心の中にある
シャンペトルを探しながら束ねてもらっています。
難しいといえばそうですが、
自由度の高いレッスン。
これまでに参加してくれている方はそこにも
魅力を感じてくださっていると思います。
それぞれに自分と向き合いながらのひと時、
時々声をかけながら作ってもらっています。
(ブーケの基本的なことももちろんお話ししますので
初心者の方も、自然大好きなら恐れずに
参加していただきたいです。)
出来上がったら撮影タイムです。
あっちがいい、こっちがいいと場所を変えたり、
もちろん外で撮るのが最高、ですが
さすがに氷点下は花のためにも出ていきません。
近年レッスンの場に一人はカメラ女子がいてくれますので、
私も真似っこしながら撮ってと
ひと盛り上がり。
そして最後はティータイム(なんと今回写真を撮っていない!)
おいしいお菓子屋さんが多い円山近辺。
お菓子はレッスンのコースやテーマに合わせて
セレクトしていますが、
この「シャンペトルを探す旅」では
オーガニックのざっくりしっかりほっこりの
Couscous Oven +Hoppers さんと決めています。
ここの女性ふたりオーナーの片割れマット和子さんは
私が仲間に入っているまるやまものつくり舎のメンバー。
小さい頃に読んで憧れたヨーロッパを彷彿とさせる
キュートな絵とお話を生み出している絵本作家、イラストレーターです。
(お菓子はもう一人のオーナー、男前しっかり者のんちゃん担当です)。
作ったブーケはアネモネがまだ蕾。
ネコヤナギもこれからぐんぐん膨らみそう。
何日もその変化を楽しめるブーケです。
ネコヤナギのふわふわした花部分はもいで集めて
また違うドライ作品を作ることもできます。
そして、春の球根ムスカリもいれています。
ブーケが終わっても来年まで、またその先も命が続くブーケです。
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昨年秋から始めた「シャンペトルを探す旅」レッスン。
9月 レース(ノラニンジン)
10月 シルバー(ススキ)
11月 ヴァイン(蔓)
12月 ヤドリギ
1月 ネコヤナギ
2月は雪の北海道ですからお休みしようと思っていましたが、
「なにかいいものあるんじゃないかしら⁉️」とのリクエストで
開催することにしました。
テーマ花材は、候補はありつつまだ未定です。
代わりに3月はお休みかもしれませんが、
4月からは曜日を決めて(多分水曜日)、
月一で開催していきます。
シャンペトルクラブ、作ろうかなと思いついたり。
時には遠征レッスンも出来たらいいななんて夢も。
書いているうちに次々閃きますが、果たして幾つできるでしょうか。
2月のレッスンは
2/27(木)13:00
ご予約お待ちしています。