今年の新年は、外のどこか高いところでご来光を仰ごうとしましたがあいにくの曇り、
というか前夜からそう宣言していたものの出る頃には明るくなっていて、
まあ歩いてお参りでもしようと、10分もあればそのありがたい敷地内に入れる
北海道神宮へ。
これまで年越しは母を実家に連れ帰って一緒に過ごしていたし、
元旦の人混みを避けていたので、初めての元旦の朝の参拝です。
人混みをちょっと恐れていましたが混んでない!特に徒歩は!
コロナ効果でしょうね、よかった。
お参り前後は、ひさびさにヒツジ旅写真を撮ったり、甘酒をいただいたり。
もちろんお参りは気合を入れて神様に自己紹介して
なぜだか願い事をいっぱいしてしまいます。
ちなみに、「太陽系、地球、日本、北海道、、」と紹介していきます。
これは、随分前のお芝居で登場人物の女の子が言っていたセリフ。
お芝居のタイトルなんだったかなあ、松本修さんの「僕の伯父さんの会社の人事」だったかなあ。
胸がすくような一瞬でした。
そういうのって、その一瞬の感覚だけは残っているもの。
はるか昔のことだけれど、少し紐解こうかな。
おみくじは中吉。「なあんだ」という言葉が口をついて出ましたら、
あまりくじ運ないあひるさんに「良いクジじゃないか」と言われ
そうねえ、足ることを知ることが大事、と思い直しました。
毎年買うこの幸運おみくじにはちいさなチャームがついていて、
今年は初めてもみ(籾)が出ました。植物!嬉しい!
もみは穂から扱(こ)いたままで、まだ脱穀しない米。もみがらがついたままの米。
一粒万倍、なので商売繁盛、子孫繁栄の縁起物、良いじゃないですか。
なんて実は、さっきまでモミを樅と勘違いしておりました。
以下、先ほどまでのブログの文章
↓
日本のもみは北海道に生えていないそう。
だからなのか、小さい頃に読んだヨーロッパの児童文学に出てきたからか
森や大きな針葉樹に憧れます。
近年読んだ本にも出てきていたなあ。タイトル確かめて、後で書いておこう。
↑
いやはや、ちょっと考えると、神社に今入りに行ったんだからすぐわかりそうなものですが。さて、続き、、、
あひるさんにはまtpたもかえるがやってきました。
これもちなみに、あひるさんはいつかコンプリートするつもりだそう。
(またカエルが出たので、カエル好きの私の友人の誰かの手元に行くであろう。
あひるは集めるのも好きだが、気前よく、行くべき人のところにそれを贈るのです)。
新年早々early bird はもみを手に入れ、幸先の良い一年の最初の日の午前中を
手に入れましたとさ。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日は、gentle treeの我々(だけ)がそう呼んでいる
東京の花卸会社の「We are Red’s」氏(以下レッズ氏)に
くっついていって
長沼町の堀田花園さんを訪問しました。
レッズ氏とはアイロニー認定校の花の担当をしてくれているのが
出会いとご縁の始まり。
彼が引率してくれた静岡県花農家産地見学はとても得るものが多く、
その後の私の、gentle treeの方向性を考える
とても大きな機会になりました。
そのレポートは、よろしけれ2019年のblogをご覧ください。.
余談ですが
彼は浦和レッズのサポーター.
私は近年思うようには観戦できていないけれど
北海道コンサドーレのサポーター
サッカーサポーター仲間であります。
親近感が半端ないのです笑
レッズ氏は今回、北海道エリアの開拓、営業、商談で来札。
私は、久しぶりにレッズ氏にお会いしたかったのと
連絡いただいたのを良いことに
今年はコロナを懸案して伺えなかったので
堀田さんを訪問するというのでくっついていった次第。
あいにくに雨の日でしたが、
堀田家の息子健作さんに案内してもらってハウスをまわりました。
圃場は数日前に霜が降り、
一気に花が終わりの様相とのこと。
そんな中、小さなポンポンダリアや
ジニア、ダリア、リシアンサスなどーが秋の終わりに
健気に花を咲かせていました。
時々で気温や日光の具合で色合いが変わる花たち、
紅葉した葉物、
すでに始まっている来年の準備。
生産が終わってしまう種類の花、
来年再来年に向けて育てていく希少な花
作業のこだわりと丁寧さが生むクオリティの高さ
健作さんのお話にはいつも感嘆させられます。
名作といわれる花に必要な条件というものがあって
「姿形」「名前」「ストーリー」この3つ、
せめて2つはないと名作として残っていかないそう。
花に限らず。
うーむ、納得。
来年、そんな花を堀田花園さんから生まれてくることを
楽しみに。
そして来年は雪も満載に2月から
堀田シャンペトルの会を始めることになりそうです。
ラナンキュラスの海を見に。
レッズ氏とは道中いろんなお話をしました。
卸さんのお仕事のこと、ほとんど知らずにずっと花の仕事をしていました。
生産者さんと向かい合う姿勢に感服していましたので
お話を聞かせてもらう機会をいただいて
またピリッと、頑張らなくてはと力をもらったのでした。
一日中降っていましたが、それも気持ちの良い雨でした。
(運転してもらって横にいたんですからそれは楽でしょう、
という話もありますが)
久しぶりに書いたブログになりました。
どうも扱いがしにくくなって写真もアップできなくなりました。
そんなこともあり
ついつい. おざなりになってしまっています。
なんとかしたい……。
昨日は、空知管内月形町にある春木花き農園さんをお訪ねしました。
春木花き農園
月形町は北海道の中央西部、札幌の西側の円山にあるgentle treeからは2時間位(他の車だと1時間半かからないかもね)。
畑からは樺戸連山が見える木々と田んぼの自然豊かな環境、そして花農家さんも多い土地柄です。
春木さんはご夫婦で札幌から農家になるために月形にやってきたそう、所謂就農ですね。かれこれ15年ほど(詳しくはぜひHPをご覧ください。自然への果敢な取り組みははかなりドラマチック!)。いく種類もの切り花を育てて出荷していますが、ご主人は切花、奥様は今はエディブルフラワーとその展開に主軸を置いています。
保育士から転身した奥様はとても快活で研究熱心。育てているエディブルフラワーも多種にわたります。え!?これも食べられる!?というものも多々。ハーブに詳しくない私が初めて聞く種類も色々ありました。
ハウスの中でも育てていますが、外では零れ種でも増えていって、草花チックな花畑は雑草(いや、本当は雑草なんてないんですよ、ほんとはね)と混じり合って、自由で伸び伸びしています。
可愛く花を咲かせているチャイブ、ジャーマンカモミール、アルケミラモリス、フェンネル、マリーゴールドタンジェリンジェム、メキシカンマリーゴールド、ビオラ、ボリジ、コリアンダー、それからフランボワジエ、ミント、レモンバーム、ラベンダー、カレンディラ、ワイルドルッコラ…。
エルダーフラワーが育てられているのには感激。収穫まではあと2年以上かかるそう!
自然と対話しながら植物を選び、気候と土地に合う子はどんどん増えていっている模様。それらをどのように出荷し、流通ルートにのせられるか、消費者の元に届けてどうやって楽しんでもらえるか、そしてフィードバックしてお客様の声を聞けるか、花そのものの鮮度や商品化についてもとってもいろいろ考えて取り組み中。
「お届けしたいのは
モノとしてのエディブルフラワーだけではなく
エディブルフラワーを通して始まる
”たのしい時間”」(HPより)
「4つのこだわり
1…化学農薬や除草剤を使わない自然由来の栽培方法
2…土・種(球根)から始まる花つくり
3…ご注文ごとに個別で収穫
4…栽培→管理→収穫→水あげ→点検→パック→梱包→出荷を農園内で一貫して行う品質管理」(HPより)
そのお話はほんとワクワクで、すっかり夢中になってしまった私は長居しすぎて、後で相方にダメ出しを食らいましたが(話を切り上げるのって難しいね。京都には絶対行けない、空気読めない道産子です)、
最後は密かに用意していた水入り瓶(あひる私物)でシャンペトルさせてもらいました(シャンペトルの動詞活用形的使い方、皆さんもマスターしましょう)。
7月にgentle treeが再オープンした暁(現在は緊急事態宣言もあり、店頭販売はお休みしています)のコラボのお話も生まれ、ワクワク最高潮でした。
実は今回の目的は、普段は販売していない”苗”を特別に分けてもらうこと。gentleでは近年とんとやらなくなった寄せ植えのご要望があり、かねてから気になっていたオーガニックのハーブ(エディブルフラワー)を探したことからでした。(希少nのでこちらのレッスンは追加募集をしていません)。終わったらどんなのができたかまた(きっとインスタに)アップしますね。
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帰りはあひるさんの出身校を経由して、そのあたりでランチということで札幌の北の端あいの里へ。あひるさんが懐かしがって行きたがっていたカフェは残念ながら閉店していまして、近くの良さげな雑貨のあるカフェへ。
雑貨屋さん巡りしてた頃を思い出すーーー。
ランチはケーキセットで1200円!(良心的すぎませんでしょうか、ご主人)なのに丁寧に作られていて、紅茶はカレルチャペック!
ヴィクトリアンケーキなんて!外国チック! もう一種はうさちゃんのケーキ!(ニンジンケーキだよ)。
懐かしい雰囲気はイギリスというよりアメリカ「ライ麦畑でつかまえて」かななどと帰りの車中で話しました。
タミィボタン(Tummy button)
札幌教育大学の目の前。googleですぐ検索できます。
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戻ってから、テイクアウトしたスコーン!(私が最も愛すべき食べ物)に摘んできたエディブルブーケのお花をちょこっと散らし、保冷剤付きでつけてくれた蜂蜜の発酵バターと一緒にいただきました。
とても安らかな美味しひとときになった気がするのは、そうしたちょっとした飾り付けをするという心の有り様もあるのでしょうね。
7月のオープンに向けて夢が膨らむ一日でした。