toggle
2021-05-11

For Happy Mother’s day 2022

母の日次の日のまったりした市場で、ほとんど”もの”を見て選ぶことにして、遅い母の日のご注文の花選び。
この時の色や花型合わせ、産地を選びながらがワクワクする時間。
お久しぶりに卸の方と、初めて「母の日どうだった」談義をしました。
母の日をめぐる花の高騰と翌日にはガクーンと下がってしまうお花の値段、その年の草花の成長、出荷具合など、生産者さん達の生活にも直結すること。私も初めてやった母の日事前注文でうまくできなかった点を伝え

てアドバイスもらったり。仕入れたけれど使えなかったもの、良かったもの、今年はグリーンが少なめだったねと、私も難儀しましたと。来年はこの生産者さんがこういうグリーンを出せるようになると思うなど教えてもらったり、など来年の母の日に向けて話しました。

「生産者を支え、お客さんにも喜んでもらえる、みんなが幸せになる花の流通」。
常々その卸の彼が言っている「花でみんなを幸せにする」
そうした視点を常に念頭に、来年の母の日に向けて進んでいくために、とても良い機会をもらいました。

*********

さてさて、ここからは余談。

コロナの危機感を持って臨んだ2020年は前年の2倍以上のご注文をいただきました。
輸送の不安(延着)があり、それもお知らせ続けたにもかかわらず、九州からもご注文いただいたり、本州から本州へ北海道の花屋を使うとうありがたくも疑問な事態が発生(理由は多分にカプセルモンスターさんのお菓子セットをカプさんが宣伝してくれたおかげ、多分)、知り合いもいつになく「こんな時こそ花を」というメッセージを受け取ってくれたのかご注文をくれました。さらにギリギリになっての注文急増に、ストップをかけるのも間に合わない状況に。配達以外私一人でやっているので完全にパンクしました。でもほんとありがたかった。

そして2021年今年、去年の振り返りをすぐにしたはずなのに、今年の準備は何にもできずに幕を開けました、恐ろしい。母の日準備時期と催事準備時期が重なり、気は焦るけれどどちらも結局手付かずで催事は史上最低の売上(それについても告白せねば)。早くからしようとしていたはずのオンラインショップ開設も間に合わないことになり、ギリギリになって諦め従来のを使うことにして。今年は見本も作れず、これまでのお花をピックアップして載せました。

せめて資材の準備はと手配していたのでそれは良かったのですが、体と心が動かない、とにかく眠い、寝てしまう。必死にきちんとやっている人には顔向けできない恥ずかしい状況、でも眠い、寝てしまう、の繰り返しで日々が過ぎていきました。

注文は伸びず、告知も前年のお客様へのDMも遅すぎで、結果は2020昨年の二分の一にも届かず前年比45%位。周りの「目標達成!」「たくさんのお客様ご注文ありがとうございました!」なーんていうのを見るといっそうできてないやっていない自分に凹みます。

が、母の日を終わって振り返ってみると、一昨年よりはすこーし注文数は多かったことがわかりました。あれ?そうなんだ、去年だけが特別だったのね、それを活かせないのがダメなところですが、ちょっとホッとしています。

一昨年と比べてなら、いろんな意味で前進したり改善できているところはあります。
去年から明確に打ち出し始めた「北海道の新鮮な季節のお花を届けたい、そして生産者さんを支えたい(微力でも)」という思いを汲んでご注文をくださっている方が結構いらしているということがわかりました。毎回ご注文主さまにお届けしたお花の写真を送るのですが、お返事率が今までになく高く、だからgentleを選んだと言っていただいているのです。(もちろん、声を出していない方がどう思われているかはわかりませんが)。gentle の特徴を好いてくれて、思いを汲んで注文してくださる方が多いというのは、去年から取り組んでいる“北海道シャンペトルスタイル”の道を進んでいくにあたってとても励まされるメッセージ。くださった方、どうもありがとうございます。

”北海道シャンペトルスタイル“の来年の母の日に向けて、忘れないように、記録、でした。

関連記事